COLUMN行政書士コラム
2022.03.27
一般社団法人とNPO法人
昨日の続きとなりますが、一般社団法人(一般)とNPO法人(NPO)との違いを、私自身のリマインドのため、簡単に記載させていただきます(あくまでも概要)。
Ⅰ 活動について
(一般)どのような活動でも出来る
(NPO)不特定多数の者の利益のために、定められた20分野での活動
Ⅱ 設立登記にかかる費用
(一般)定款認証と登記 実費11万2千円
(NPO)実費なし
Ⅲ 人員(最低必要人数)
(一般)社員2名(いわば賛同者 従業員の意味ではありません) 理事1名
(NPO) 社員10名(いわば賛同者 従業員の意味ではありません) 理事3名 監事1名
Ⅳ 設立方法
(一般)登記のみ
(NPO)所轄庁認証後に登記
Ⅴ 設立後
(一般)情報公開義務なし 所轄庁報告義務なし
(NPO)情報公開義務あり 所轄庁報告義務あり
他に、民間の補助金等の交付対象として、(一般)より(NPO)の方が多いようです。
これは、一般論ですが、その存在趣旨に依るものでしょうか。
法人の立ち上げを発起される際、株式会社や合同会社と並んで、一般社団法人やNPO法人を検討される方も多いと思います。
業務内容や、目標によって、いずれの形態がベターであるか異なりますよね。
スタートアップは、ぜひ久永事務所にご相談ください。