「相続土地国庫帰属制度」が本日（令和5年（2023年）4月27日）から始まります。

概要は　【政府広報 URL】　に詳しいですが、要件が細かく規定されていることや、負担金が発生することなど、利用にはハードルがあります。【要件のチェックリスト　PDF】

「相続した土地がどこにあるかわからない」ということならば、何とか調べることはできるものの、境界はおろか、国土調査においても筆界が未定である土地（山林・原野等）が愛媛県にも多々存在します。

本制度を利用したい方が相続した土地の多くは、このカテゴリ（山林等で境界が定かでないなど）に入ってしまうと考えられ、結局利用できない・・という結果も考えられます。

担い手がなく、先祖が残した田畑だけでも守って行くのが精一杯という現実。 荒廃してしまう一方の山林は手放したい。

国が貰ってくれるなら御の字、とはなかなかならないかもしれません。